吾輩は猫である
著者:夏目漱石
わがはいはねこである - なつめ そうせき
文字数:318,442 底本発行年:1971
一
どこで生れたかとんと
この書生の掌の
ふと気が付いて見ると書生はいない。
たくさんおった兄弟が一
ようやくの思いで笹原を這い出すと向うに大きな池がある。
吾輩は池の前に坐ってどうしたらよかろうと考えて見た。
別にこれという
一
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吾輩は猫である - 情報
青空情報
底本:「夏目漱石全集1」ちくま文庫、筑摩書房
1987(昭和62)年9月29日第1刷発行
底本の親本:「筑摩全集類聚版 夏目漱石全集 1」筑摩書房
1971(昭和46)年4月5日初版
初出:「ホトトギス」
1905(明治38)年1月、2月、4月、6月、7月、10月
1906(明治39)年1月、3月、4月、8月
※誤植を疑った箇所を、底本の親本の表記にそって、あらためました。
入力:柴田卓治
校正:渡部峰子(一)、おのしげひこ(二、五)、田尻幹二(三)、高橋真也(四、七、八、十、十一)、しず(六)、瀬戸さえ子(九)
1999年9月17日公開
2018年2月5日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
青空文庫:吾輩は猫である