福翁自伝 02 福翁自伝
著者:福澤諭吉
ふくおうじでん - ふくざわ ゆきち
文字数:32,875 底本発行年:1899
        
慶應義塾の社中にては、西洋の学者に往々
明治三十二年六月
時事新報社 
[#改ページ]
幼少の時
福澤諭吉の父は
兄弟五人中津の風に合わず
儒教主義の教育
厳ならずして家風正し
成長の上、坊主にする
門閥制度は親の敵
年十四、五歳にして始めて読書に志す
左伝通読十一偏
手端器用なり
鋸鑢に驚く
青天白日に徳利
兄弟問答
母も
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福翁自伝 - 情報
青空情報
底本:「福澤諭吉著作集 第12巻 福翁自伝 福澤全集緒言」慶應義塾大学出版会
2003(平成15)年11月17日初版第1刷発行
底本の親本:「福翁自傳」時事新報社
1899(明治32)年6月15日発行
初出:「時事新報」時事新報社
1898(明治31)年7月1日号〜1899(明治32)年2月16日号
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、次の箇所では、大振りにつくっています。
「長崎遊学中の逸事」の「三ヶ寺」
「兄弟中津に帰る」の「二ヶ年」
「小石川に通う」の「護持院(ごじいん)ヶ原(はら)」
「女尊男卑の風俗に驚」の「安達(あだち)ヶ原(はら)」
「不在中桜田の事変」の「六ヶ年」
「松木、五代、埼玉郡に潜む」の「六ヶ月」
「下ノ関の攘夷」の「英仏蘭米四ヶ国」
「剣術の全盛」の「関ヶ原合戦」
「発狂病人一条米国より帰来」の「一ヶ条」
※「翻」と「飜」、「子供」と「小供」、「煙草」と「烟草」、「普魯西」と「普魯士」、「華盛頓」と「華聖頓」、「大阪」と「大坂」、「函館」と「箱館」、「気」と「気焔」、「免(まぬか)れ」と「免(まぬ)かれ」、「一寸(ちょい)と」と「一寸(ちょいと)」と「一寸(ちょっと)」、「積(つも)り」と「積(つもり)」の混在は、底本通りです。
※底本の編者による語注は省略しました。
※窓見出しは、自筆草稿にある書き入れに従って底本編集時に追加されたもので、文章の途中に挿入されているものもあります。本テキストでは富田正文校注「福翁自伝」慶應義塾大学出版会、2003(平成15)年4月1日発行を参考に該当箇所に近い文章の切れ目に挿入しました。
※底本では正誤訂正を〔 〕に入れてルビのように示しています。補遺は自筆草稿に従って〔 〕に入れて示しています。
※誤植を疑った箇所を、底本の親本の表記にそって、あらためました。
入力:田中哲郎
校正:りゅうぞう
2017年5月17日作成
2017年7月21日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
青空文庫:福翁自伝